上部内視鏡(胃カメラ)

"苦痛の少ない"上部消化器内視鏡(胃カメラ)

悪性の病気である胃がんや食道がん、がん以外にも炎症、潰瘍、ポリープなど様々な病態が起こる可能性があります。早い段階でこれらを発見するには、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)で診断することが不可欠です。
当院では、日本消化器内視鏡学会専門医による”苦痛の少ない上部消化器内視鏡検査(胃カメラ)”を行っております。胃の痛みや違和感などの症状でお悩みなら、お気軽にご相談ください。

こんな症状ありませんか?
  • みぞおちが痛む
  • 黒の便がでる
  • 吐き気がする
  • 食後しばらくたってから胃が痛む
  • 空腹時に胃のあたりが痛む
  • 胸焼け
  • 酸っぱい液がのどや口まで上がってくる

こんな症状がある場合には、すぐに内視鏡検査をする必要があります。

考えられる病名
  • 胃炎
  • ピロリ菌を原因とした胃炎
  • 十二指腸潰瘍
  • 胃潰瘍
  • 胃の排出機能低下
  • 胃がん
  • 食道がん
  • 機能性胃腸炎
  • 逆流性食道炎

病気になる原因とリスク

精神的ストレスや、香辛料・コーヒー・アルコールなどの刺激が強い食べ物、鎮痛薬などの薬剤、長期にわたる飲酒や加齢による胃の劣化が考えられます。最近では慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因がピロリ菌であることもわかっています。実際、胃潰瘍では80%、十二指腸潰瘍では90%以上の患者さんにピロリ菌感染があるとのデータもあり、除菌することで胃潰瘍や胃炎が治ることも確認されています。

検査方法

当院では、口から入れる胃カメラ検査をしています。鼻からの検査よりも、操作性がよく画像の解像度が高いため、細かい部分まで観察でき、胃がんの早期発見に有用と考えています。

鎮静剤(静脈麻酔)を使用して、眠っている状態もしくはウトウトしている状態での検査を受けられます
早期のがん発見に有用なNBIシステム
口からの内視鏡です。(経口内視鏡)

当院の胃内視鏡検査(胃カメラ)

食道、胃、十二指腸粘膜を直接観察する検査です。
当院では画質の精度、操作性を重視して経口内視鏡(口からの胃カメラ)を使用しております。経口内視鏡では、喉を通る時の刺激や反射が多少ありますが、これらの苦痛を少なくするために鎮静剤(静脈麻酔)を使用して、眠っている状態、もしくはウトウトしている状態で検査を行っています。検査に対しての不安、緊張がある方でも楽に検査を行って頂けると思います。
当院で使用している胃カメラはオリンパスGIF-H290です。この機種には、早期のがんを発見するのに有用なNBIというシステムが備わっています。
NBIとはNarrow Band Imaging(狭帯域光観察)の略で、血液中のヘモグロビンに吸収されやすい青い光(390~445nmの波長)と緑の光(530~550nmの波長)の2つの波長の光(狭帯域光)で粘膜を照らし、毛細血管の集まりやそのパターンなどを鮮明に表示し、通常光による観察では見えにくかったがんなどの早期病変の観察において有用とされています。

静脈麻酔に対しての安全対策

安全対策にも厳重に取り組んでいます。

静脈麻酔は注射により薬を全身に投与することによって、痛みや意識を落とし、患者さんに負担のないように検査を行えるようにするものです。
しかし、薬の効き方には個人差があり、強く効きすぎると呼吸が弱くなったり、血圧が下がることも稀にあり得ます。
当院では麻酔薬の量は、体格や年齢、今までのご本人の使用経験などから最適な量で行っておりますが、万が一のことにも速やかに対応できるように常に呼吸、循環動態を把握する機器(パルスオキシメーターや心電図モニター、自動血圧計)を使用し、また酸素吸入もいつでも行えるように安全対策にも厳重に取り組んでいます。

胃の病気とピロリ菌の関係について

ピロリ菌は先進国の中でも日本は感染者が多く、幼少期の食べ物の口移しなどが原因と言われています。
ピロリ菌を体内に持っていても、症状が出る人と出ない人がいますが、ピロリ菌に感染している人のほうが、胃潰瘍や胃炎にかかる確率が高いのは確かです。
ピロリ菌は体内で生きていくためにアンモニアを生成しますが、このアンモニアが胃粘膜を傷つけるため、胃の炎症が起こり、慢性胃炎に進行します。慢性胃炎がひどくなると、胃粘膜がさらに傷つき、萎縮性胃炎へ進行し、胃がんのリスクが高まります。

ピロリ菌に感染している人は、精神的ストレスが加わることや刺激物の多い食事を取ることにより、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の症状が強くなる場合がありますので、注意が必要です。

胃にポリープが見つかった時の切除の判断基準

胃のポリープには胃底腺ポリープと過形成性ポリープがあります。

胃底腺ポリープとは

胃酸などを分泌する粘膜にでき、周囲の粘膜と色調状は変化がなく、半球状の数ミリのポリープです。はっきりした原因はわかりませんが、萎縮のない粘膜に発生し、またピロリ菌感染のない粘膜にできているのが特徴です。ガン化することはありませんので、切除する必要もありません。

過形成性ポリープとは

発赤調のブツブツとした大小様々なポリープで、表面にびらんや白苔を伴うこともあります。ピロリ菌に感染した萎縮のある粘膜に発生し、ピロリ菌を除菌することにより縮小、消失することがあります。良性のポリープであり基本的には経過観察で良いですが。出血のあるものやサイズが2㎝以上になり癌が併存している可能性があるものは切除が検討されます。

ピロリ菌について

患者さんへのメッセージ

「痛い」「つらい」イメージが多い胃カメラの検査ですが、当院では麻酔を使って行うので痛みもなく、あっという間に終わったというお声をよく頂きます。
胃がんは症状が出たときにはかなり進行している可能性があるので、胃カメラの検査は特に重要です。検査を受けて早期発見をすれば、より軽い治療ですみますので、少しでも気になる症状があれば、すぐに検査を受けましょう。

病気の早期発見や早期治療のお手伝いを

当院は地元のみなさまの健康をまもり、よりよい生活を送っていただくために、患者さん一人一人の健康管理のお手伝いを致します。

お気軽にお問い合わせ下さい 03-5477-1128
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